今年の春で日本に引っ越してきて7年目、現在の場所に悟り和みセンターをオープンして6年目になりました。なぜ日本でセンターをオープンしたのかについてお話します。
今から15年ほど前、まだカナダに住んでいた時ですが、ある夜、夢を見ました。夢の中で、私は日本に真実と純粋瞑想の教えを伝える、というメッセージを私のマスターMata Yoganandajiから賜りました。翌朝目が覚めると、今までとは違った自分で、自分の道がはっきりとした感じでした。そして日本に教えを持ち帰るのはまだ先になるだろう、その時が来たら導かれ助けられると心深く感じました。
その後、夫ポールの故郷であるニュージーランドのクライストチャーチ市に引っ越して、主に日本人を対象にヨガや瞑想を教えていました。でもいつかは日本の田舎で瞑想センターを開く、そしてその時を導かれることを信じていました。
その時が来たのは2014年の冬、ポールと一緒に日本で住む場所探しの旅をしました。「私たちが住むべき場所に導かれる、そしてその場所が見つかったら直観的に分かる」と信じていましたが、本当に見つかるのだろうかと不安はありました。
日本地図を見て直観的に伊豆半島や富士山の周りに惹かれました。初日は伊豆半島を周って、2日目の夜に山中湖に到着。翌朝ホテルの窓から湖と富士山を見たとき、夫と私は顔を見合わせて、「ここ! いいかもしれない」と思いました。すぐに何件か不動産屋を訪ねて幾つかの物件を見ました。そしてこの土地へ案内された時、自分の内深くでとても静かに「ここだ!」と感じました。
それから土地の購入、ビザの申請、ニュージーランドの家や家具などすべてを売って、3か月後、2015年4月1日に家族3人で日本に引っ越してきました。息子の源はまだ小学4年生、ポールは全く日本語も日本文化もわからない、私は26年間の海外生活で日本人としての感覚がズレており、大変なことが沢山ありました。最初の一年は賃貸をしながら、現在の土地にセンター件自宅を建てました。あっという間に時が経ち、センターは軌道にのり、息子は現在ニュージーランドで高校2年生です。いろいろなことはあるけれど、神様の導きを直観として信じて、いつも見守られ助けられていると感じています。
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