誰もが自分自身を向上し、より良い人になりたいと思っているはず。前進したければ、自分自身を見つめることは必要不可欠です。そうでないと、自分の改めるべきことに気付かず、自分をより良く変えることはできませんね。自分自身を清めて、より神さまに近づきましょう。

ではどのように自分自身を見つめ、より良く変わることができるのでしょうか？

先ず、自分自身を見つめ、悪いところを改めたいという願いが必要です。

そして静かに座り、「自分の改めなければならないこと、見つめるべきことを示してください」と祈ります。暫くそのまま座り、マインドに浮かんできたことを見つめてみましょう。いや、これは大したことじゃない、関係ない、などと思わないで、浮かんできたことを素直に見つめてみましょう。

日々の生活で、腹が立ったり、嫉妬をしたりすることがあるでしょう。また時には、「なんとなくしっくりこない、なんか嫌な気持ち、でもよく分からないから、まあいいや」というはっきりとしない感覚もあります。はっきりした気持ち、そしてなんとなくの場合でも、その気持ちや感覚を一つずつ見つめてみましょう。静かに心を落ち着けて、「なぜこう感じるのだろう？」と自分に問いかけます。例えば「あの人が傷つくことを言ったから、もちろんあの人が悪いのよ。」と思っても、更に深く見つめます。「なぜあの人はそう言ったの？　なぜそれで自分が傷つくの？なぜ自分はこんなリアクションを感じるの？」。自分に後ろめたいことがあるから、相手の言ったことが一理あるから、自分に自信がないから、など様々な理由があると思います。それを理解できれば、ネガティブな気持ちを手放すことができ、自分の改めるべきことを反省すると、安らぎが訪れます。嫌な気持ちを押し込め蓋をしないで、そのたびに見つめ、自分を解放しましょう。

私たちは他人を100％理解することはできないでしょう。それは神様と悟りを開いたマスターにしかできません。そして誰も他人を変えることはできません。自分だけが自分自身を変えることができます。だから自分を見つめ、自分を理解して、自分をより良く変えましょう。そして皆でより神さまへと近づきましょう。